初見時に2回驚いた!1mm以下の本革ブランド「dünn」
- by enjoysta

こんにちは!
エンスタ店長です。
今回紹介の文房具は・・・1mmにも満たない本革で作るステーショナリーブランド「 dünn 」です。
このブランドに出会ったのは5年ほど前でした。
まず衝撃だったのはキャッチコピーです!
その名も「紙のような革」
これ、めちゃくちゃセンスありますよね!?
”重くて分厚い革”と”軽くて薄い紙”、その真逆な言葉の組み合わせに『いいキャッチコピーだなぁ・・』と思わず感嘆のため息がでてしまいました…!!
そんな感動を胸に、いざ商品に触れてみると、これがまた凄いんです・・
「え!?軽っ!この薄さで本革!?」と、二回目の衝撃が走ったのです..。
キャッチの通り本当に「紙のような革」であり、現在に至るまで大好きなブランドになりました!
さて、ではdunnというブランドのことを深堀していきましょう。
dünn は、ドイツ語で「薄い」という意味の言葉
dünn の運営会社は、株式会社ロンド工房。
大阪の企業で雑貨やステーショナリーの企画製造販売を行っている企業です。
ブランドコンセプトは「かろやかに、暮らしを彩る」
薄くて軽い革小物で、身の回りの大切なものを軽やかに持ち運びたいという思いから dünn は生まれました。
革といえば、分厚くて重厚なイメージですもんね。
それを根底から覆したのは斬新なアイデアです!
軽やかな革を実現する圧倒的な加工技術
dünn の革は、厚さが0.4mm-0.6mmほどの非常に薄い牛革を使用しています。
まるで紙みたいな薄さですね!
実はこの薄くする作業、ものすごく高度な技術であり、皮革業者で有名な兵庫県姫路のタンナー、国内の漉割(すきわり)職人の手を経て誕生します。
※タンナー:皮革製造に関わる人のこと
※漉割:革を薄くする工程
確かに加工の途中で破れてしまいそうですもんね・・・。そんな繊細な作業ができるなんて、技術が相当ないとできないと思います。
その後、限界まで薄く加工された革は特殊な裏処理加工を施すことで、紙のようなしなやかさを持たせつつ、パリッと張りのある dünn レザーが誕生します。
代表作「CARDRIDGE(名刺入れ)」
そんな dünn ブランドのデビュー作でもあり、今なお人気を支えている定番シリーズが「CARDRIDGE(名刺入れ)」です。
収納枚数はなんと5-7枚!
本当に必要な分しか入りません。
実はこの数字、一般的なビジネスパーソンが一日で交換する枚数らしく、その数字に合わせて設計されているのだとか。
確かに名刺交換って、一度に多くは要らないですよね。むしろ常に5-7枚くらいを持ち歩けた方が「あ、名刺忘れた」なんてことも無さそうです。
「いつでもどこでも名刺を持ち運び、出会いを大切にしてほしい」という思いから、胸ポケットや手帳のポケット、財布の中にも入れることができるように作られています。
薄さの他にもポイントなのが曲線状の取り出し口。こちらは数学的にも美しいとされる「クロソイド曲線」を採用しています。
※クロソイド曲線:緩やかなカーブを描いて徐々に曲がっていく曲線。高速道路などのカーブにも使用されています。
名刺の出し入れがしやすく、蓋を閉じた状態でも本体から少しだけ中身が見えるようになっており、残りの名刺残量が分かるチェッカーの機能を果たしています。
画期的ですよね!
さらに!カラーバリエーションも非常に多く、全部で16色もございます。(2021年11月時点)
自分だけの色を探すのも楽しそうですね~。
普段使いはもちろん、仕事を頑張るパートナーや、ご友人へのギフトにもおすすめです。
ぜひ、チェックしてみてください!