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【前編】人間工学を基に作られた筆記具「LAMY Safari」

今回はドイツ生まれのブランド「ラミー(LAMY)」の定番シリーズ『サファリ(Safari)』についての解説です。

思ったより長くなってしまったので、前後編に分けて2回の投稿とさせていただきます。
(※以下ラミー、サファリと表記します。)

サファリは筆記具の定番とも呼べるほどの超、超、超人気アイテムですよね!
文房具屋さん時代も毎日のように売れていた筆記具です。

そんなサファリの歴史について解説していきましょう。

デザイナーは「ウルフギャングファビアン」

サファリをデザインしたのは『ウルフギャングファビアン』
生まれは1943年、優秀な金細工職人だった彼は、後に工業デザインを勉強しその道で頭角をあらわしていきます。

1981年からは「ファビアン インダストリアルデザイン」を率いて、高い技術に裏打ちされた製品を世に送り出してきました。

ヨーロッパの学校教育

当時ヨーロッパの学校教育には万年筆が取り入れられていました。
大人向けのlamy2000を開発していたラミーも若者向けという新たな市場へ参入すべく開発に奔走する中、ウルフギャングファビアンと出会います。

人間工学に基づく製品開発に関わるマンハイムのシュピーゲル研究所に所属していたファビアンは、長時間の筆記でも疲れにくい事をコンセプトにおいた筆記具を開発しました。

そして1980年、サファリが誕生

勉強で文字を書くことの多い若者の事を考え、
・長時間の筆記でも疲れにくい
・正しい位置で握れるグリップの凹み
・デニム生地に差してもガッチリと固定するワイヤーグリップ

など、細部に至るまで入念に考えられ作り込まれました。

軽快な樹脂素材と斬新なカラーリングで若者をターゲットにした先駆的なデザインは、当時大きな驚きをもって迎えられたそうですよ。

2021年には約40年の時を経て、初代カラーが数量限定で復活しました。


初代はこんな色だったんですね!アースカラーがカッコいいです。

後編では、サファリのラインナップについて解説していきますのでお楽しみに!